７５式１３０ｍｍ自走多連装ロケット弾発射機の資料写真
detail photo type 75 self-propelled 130mm multiple surface-to-surface rocket launcher

　　　

撮影者：コミント人様
撮影場所：帯広駐屯地
撮影年：２００１年
　 　 　 　 　
撮影者：コミント人様
撮影場所：真駒内駐屯地
撮影年：２００２年
　 　 　 　 　
撮影者：コミント人様
撮影場所：北千歳駐屯地
撮影年：２００２、２００５、２００６年
　 　 　 　 　
撮影者：コミント人様
撮影場所：旭川駐屯地
撮影年：２００３年
　 　 　 　 　
撮影者：コミント人様
撮影場所：帯広駐屯地
撮影年：２００３年
　 　 　 　 　
撮影者：コミント人様
撮影場所：帯広駐屯地
撮影年：２００３年
　 　 　 　 　
撮影者：コミント人様
撮影場所：旭川駐屯地
撮影年：２００５年
　 　 　 　 　
撮影者：コミント人様
撮影場所：船岡駐屯地
撮影年：２００６年

　　

ＭＯＤＥＬは「ＫＡ－１６１」でしたか。発射機の銘板にもご注目。
　
コミント人様のお話では７５ＭＳＳＲの用廃車は、北千歳、青森、船岡、土浦、富士、姫路、善通寺、湯布院、
以上８ヶ所で保存が確認されているとの事。何故か配備されていた北海道では北千歳しか無いそうです。
他の場所でも見たという方がいらっしゃいましたらご一報下さい。
　
北千歳の画像からは元の自動車番号が読み取れます。船岡の方はそのまま残っている様ですよ。
　
２００５年の旭川の画像は、７５ＭＳＳＲが観閲行進に参加した最後の勇姿。
この後、北海道の部隊から７５ＭＳＳＲは姿を消したそうです。
　
２０輌未満しか製造されなかった７５式自走地上風測定装置は姫路駐屯地にしか残っていない様です。
こちらは私が何時か調査に参りましょう。あまり取り上げられた事も無く、不明点が多い装備ですから。
　
外観のディテールに限定しての話でありますが、本車は７４ＨＳＰ直系の派生車だと思います。
専門誌では「小松ＳＵＢⅡの車体がベース」と書かれて来ましたが、試作車の頃から共通部品が少なく、
むしろ足回りや車体後面は７４ＨＳＰとの共通点が多く、ＳＵＢⅡとは別設計ではないかと想像しています。
足回りは７６対砲レーダの牽引車も本車と同一です。
　
７５式自走地上風測定装置は７３ＡＰＣ直系の派生車ですね。というか、そのまんまー。
　
本車に関しても専門誌では酷評が目立ちました・・・。
「高価な装甲装軌車をベースとした為に数を揃える事が出来なくなった」、
「質より量が勝負のロケット弾に地上風測定装置は疑問」、「高価なシステムになってしまった」云々。
一理有りますが、最初からそんなに数を揃えるつもりは無かったと思いますよ・・・。

　　　

７５式自走地上風測定装置
type 75 self-propelled wind measuring device

　　　

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